子供の誕生を願う愛と勇気の物語

日本夫妻-1

中学校の同窓会での再会をきっかけに結ばれた日本人のご夫婦がいました。彼らは結婚前にブライダルチェックを受け、そこでご主人となる男性の遺伝子に先天性の異常があることが判明しました。彼は彼女に、検査の結果、そして結婚については彼女の意思を尊重すると伝えました。

 

彼女はそれでも彼と結婚する道を選びました。

 

夫婦となった二人は、健康な子供を授かるために医療機関を探し始めました。

 

しかし、日本での受精卵着床前検査(PGT)は非常に複雑な手順と厳格な審査が必要であり、手間と時間がかかります。このご夫婦は慶應義塾大学付属病院(末岡浩教授先生)からの推薦で台北祈新産婦人科での生殖医療と受精卵着床前検査について知り、すぐに台湾での治療を決意しました。

 

2018年4月、日本の医師と台北祈新産婦人科との協力により体外受精(IVF治療)を開始し、2019年に遺伝子検査を受けた正常な胚を移植しました。 そして2020年10月に健康な男の子が誕生しました。

 

2年間の懸命な努力の末、ついに願いが叶い、赤ちゃんを授かることができました。
かわいい赤ちゃんの写真を見ると、うれしい気持ちとともに、愛するご主人のために努力し困難を克服した奥様の勇気に心から感動しました。